花粉症

アレルギー性鼻炎とは?症状・原因・治療を分かり易く解説

LINEで送る
Pocket

1.アレルギー性鼻炎とは

鼻の粘膜にアレルギー反応が起こり、何度も繰り返すくしゃみ、水っぽい鼻水、鼻づまりを主症状とする疾患です。

1年中症状がでる通年性アレルギーと、一定の季節だけ起こる季節性アレルギー(花粉症)の2種類あります。

アレルギー性鼻炎の患者は、年々増加傾向で日本の人口の4割占めていると言われています。

 

2.アレルギーについて

人の体には、病原体などの異物や、体内で生じた老廃物やがん細胞などから、自分の体を防御する機能が存在しています。

アレルギーの場合その防御反応が、本来体には無害なものにも反応し、排除しようとする働きの事をいいます。

 

◆アレルギー性鼻炎の場合

花粉やハウスダストなどが目や鼻の粘膜に付着すると、体内では異物かどうかの判定をします。

異物と判定されると、体は異物を排除しようとし抗体が作られ、肥満細胞という細胞の表面に付着します。

そしてまた、異物が侵入する事により、肥満細胞に付着した抗体と結合します。

すると、肥満細胞から化学物質(ヒスタミンなど)が分泌されるようになります。

この肥満細胞から分泌される化学物質によって、くしゃみや鼻水などが出る事により、異物を体内に取り込まないように防御する事をアレルギー反応といいます。

 

3.アレルギー性鼻炎の分類

◆通年性アレルギー

季節関係なく、1年中症状が続くアレルギー性鼻炎で、ハウスダストが主な原因と言われています。

季節性アレルギーと比べ、アトピー性皮膚炎や喘息を合併する確率が高いです。

 

季節性アレルギー(花粉症)

スギやヒノキなど、ある特定の草花の花粉が飛散する季節だけに症状が出るものです。

花粉が大量に飛散する時期が過ぎれば、症状は治まります。

 

4.アレルギー性鼻炎の症状

・何度も繰り返すくしゃみ

鼻の粘膜に付着した異物を排除するために起こります。

・水っぽい鼻水

鼻の粘膜に付着した異物を洗い流すために起こります。

・鼻づまり

鼻の粘膜の炎症によって腫れるため起こります。

この3つが主症状で、

・鼻の奥がムズムズする

・鼻がつまり口で息をし、口が渇く

などの症状もあります。

上記の鼻の症状の他に、季節性アレルギーの場合には結膜炎を併発する事が多く、下記の症状がでます。

 

・目の充血

目の粘膜に花粉が付着し、排除しようと血管を拡張し血流を増やすため起こります。

・目のかゆみ

目の粘膜の炎症により起きます。

・涙がよく出る

目の粘膜に付着した花粉を洗い流すために起こります。

 

5.アレルギー性鼻炎の原因

通年性と季節性では、原因となる物質が違うので、解説していきます。

◆通年性アレルギーの原因

主な原因は、ハウスダストです。

ハウスダストとは、家の中のホコリや塵(ちり)のことで、アレルギーを起こす原因物質の混合です。

アレルギー反応を起こすハウスダストは、下記の物質により構成されます。

・ペットの毛やフケ(犬、猫)

・ダニのフンや死骸

・蛾(ガ)

・ゴキブリ

・カビ

 

◆季節性アレルギーの原因

スギやヒノキなどの花粉が原因です。

季節により飛散している花粉が違うので、どの花粉に反応しているのかを理解する必要があります。

・春

スギ、ヒノキ、シラカンバなど

・春~夏

カモガヤ(イネ科)など

・夏~秋

ヨモギ(キク科)、ブタクサなど

 

6.アレルギー性鼻炎の検査と診断

◆問診

症状が出た季節、時期、症状の種類と程度、既往歴、他のアレルギー性の病気があるか問診します。

◆鼻鏡検査

直接鼻の粘膜の状態を見ます。

◆血液検査

血中の特異性IgE抗体の量を検査します。

◆鼻汁好酸球検査

鼻水の中の好酸球量を検査します。

◆皮膚テスト

皮膚に傷をつけ、傷の中に抗原を入れ、アレルギー反応の有無を確認します。

◆X線検査

副鼻腔に異常がないか検査します。

 

上記の検査が2つ以上陽性で、かつ症状が出ている場合アレルギー性鼻炎と確定診断できます。

 

7.アレルギー性鼻炎の一般的な治療

対処療法的には、今の症状を少しでも抑えるようにするために抗ヒスタミンなどの薬物を使用し、くしゃみ、鼻水、鼻づまりの症状を一時的に抑えます。

手術で鼻の粘膜の一部を除去したり、レーザーで鼻の粘膜を照射し、アレルギーを起こす場所を減らす事で、症状の緩和を狙います。

根治を目指すには、特異的免疫療法があります。

アレルギーの原因物質を体内に注射し、それを繰り返す事で、アレルギー反応が起きにくい体質を作ります。

 

8.アレルギー性鼻炎の鑑別

鼻炎は多くの種類があり、鑑別していくには問診が非常に重要で、下記の疾患との鑑別を要します。

・風邪

・血管運動性鼻炎

・副鼻腔炎

・鼻ポリープ

 

9.アレルギー性鼻炎の予後と後遺症

特異的免疫療法以外は、完治が難しいので、少しでも症状を和らげるように過ごすのがポイントです。

日常生活では、部屋の掃除やマスクをして外出するなど、抗原となる物質との接触を避ける事を心がけます。

 

 

 

 

間違いやすい別の病気:

秋の花粉症の症状と原因と対策 まとめ

【秋・春】それ本当に花粉症?症状で区別する疾患TOP4

風邪(感冒)を早く治す?薬?【よく分かる風邪の基本】

副鼻腔炎(蓄膿症)とは?症状・原因・治療の解説

東洋医学:

【鼻水対策】花粉症も風邪も東洋医学タイプ分類で対策!

目がかゆい!花粉症?結膜炎?東洋医学タイプ分類対策法

体験談:

花粉症の症状が劇的に改善した!【体験談】T.Kさん

 

 

※内容に誤りや情報が古いなどありましたらお手数ですがご一報ください。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
大阪府大阪市都島区にある鍼灸院 「花粉症」なら杏総合治療所
谷町線都島駅から徒歩30秒。
JR環状線桜ノ宮駅より徒歩8分。
東洋医学を正しく研究・理解・実践・普及し、世界を治す。

◆Webサイト:http://an-sogo.com/
◆電話でのお問い合わせ:06-6925-2323
◆メールでのお問い合わせ:info@an-sogo.com
◆診療時間:平日9:00~12:30・16:00~19:30
※火・木・土曜日は9:00~12:30
◆定休日:日曜
◆住所:〒534-0021 大阪市都島区都島本通2-11-8アベニール1F
◆駐車場:近隣のコインパーキングをご利用ください。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

LINEで送る
Pocket

関連記事

  • お電話でのお問い合わせ
  • メールでのお問い合わせ
    ※お問い合わせの前に、必ず下記の「治療をお断りする場合」をご覧ください。
  • 治療をお断りする場合
  • 杏の日記
  • 臨床研究
  • よくある質問"
  • 患者様の声"
  • 研修生の声
  • 研修制度について
  • 求人情報

メディア掲載情報

  • クロワッサン
  • パクロス
ページ上部へ戻る
杏総合治療所
◆住所
 〒534-0021
 大阪市都島区都島本通2-11-8
 アベニール1F
◆TEL&FAX
 06-6925-2323