当院について

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杏総合治療所 名称由来

「杏」の一字について

1)「杏林」の故事

「三国の時代、呉の菫奉(とうほう)と言う医者は、病人の身分の上下にこだわらず治療した。貧乏ならばあえて治療費を求めなかった。代わりに杏の苗を植えることを求めた。やがてそれは鬱蒼たる杏の林となった。」

「神仙伝 菫奉」の著名な「杏林」の故事は、
医者の真の報酬は名誉や金銭ではなく、『患者さんの苦痛から解放された喜びである。』
と言うことを教えてくれます。
杏の林にたたずむ菫奉の満たされた心を想像すると、医療人として強い憧れを抱かずにいられません。
そして、私の治療院も、
『杏=患者さんの喜び』でいっぱいにしたい
と、「杏」の一字を名称としました。

 

2)「杏壇」

「杏壇」とは、「学問を教える所。学問所。孔子が学問を講じた壇のまわりに杏(あんず)の木があったところからいう。(荘子)」とされています。
痛みや症状は決して天が罰として与えたものではありません。
ヒトの心と体を守るために備えたものなのです。
『宇宙・天地自然の決まりにしたがって生きていれば病にはならない。』東洋医学はそう教えています。
『患者さん、ご家族、治療者が病とその治療を通じて、その意味、生命、宇宙を共に学び、成長する場にしたい。』
「杏壇」から「杏」の一字をもらい、名称にそうした想いを込めました。

 

「あ・ん」という読みについて

「あ・ん」とは五〇音の始めと終わり。つまり「阿・吽(あ・うん)」です。
「阿吽」は仏教の真言の1つです。「阿」は口を開いて最初に出す音、「吽」は口を閉じて出す最後の音であり、そこから、それぞれ宇宙の始まりと終わりを表す言葉とされています。
また、宇宙のほかにも、前者を真実や求道心に、後者を智慧や涅槃にたとえる場合もあります。
次いで、対となる物を表す用語としても使用されました。特に神社の狛犬(こまいぬ)や仁王、沖縄のシーサーなど、一対で存在する宗教的な像のモチーフとされました。
転じて、2人の人物が呼吸まで合わせるように共に行動しているさまを「阿吽の呼吸」、「阿吽の仲」などと言います。

東洋医学の重要かつ特徴的な思想に「人は小宇宙」というものがあります。
「人は大宇宙のひな形である。」というもので、つまり「人を診る・治す」という行為は、人体を通して大宇宙を観察し、その仕組みに介入する、と言うこと。
その神秘的かつ崇高な存在は、畏敬の念を持って接するべき、と私は考えます。

以上から、「あ・ん」と言う読みは、
①「患者さんを治療の始めから終わりまで心を込めて診きる。」
②「患者さんの心と身体のすべてを診きる。」
③「患者さんの人生の始まりから終わりまで寄り添いたい。」
と言う覚悟、祈りを表しています。

 

「総合治療所」とは

「総合」とは、ばらばらのものを一つにまとめあげること。
『患者さんの苦痛から解放された喜び』のため、
①西洋・東洋医学にこだわらず、知識・技術を総合して取り入れ治療にあたる。
②治療者だけでなく、患者さん、ご家族、スタッフのみんなの力を借り、総合して治療にあたる。
③当治療所にこだわらず、医師、薬剤師など医療関係者と連携し、総合して治療にあたる。
と言う方針を表しています。

 

スタッフ紹介

杏総合治療所 所長 面野鴻青(おものこうせい)

所長 面野 鴻青(おもの こうせい)

鍼灸師 柔道整復師 専科教員

鍼灸院、整骨院、整形外科勤務を経て、2009年杏総合治療所を開所
小児はり医学会会員

信条は「鬼手仏心」

杏総合治療所 鍼灸師 庄司佳奈枝(しょうじかなえ)

鍼灸師 庄司 佳奈枝(しょうじ かなえ)

学生時代より、鍼灸整骨院、整形外科で研修
2010年卒後研修を当治療所で開始

以降平行して、鍼灸院、老健施設勤務
2014年より当治療所常勤鍼灸師となり現在に至る

得意な分野は、婦人科疾患と小児、老人治療

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