妊娠・出産・育児で知っておくべきこと

赤ちゃんが泣き止まない!原因と対策で育児が楽しくなる方法

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赤ちゃんは泣いてて当たり前?

 

「赤ちゃんは泣くのが仕事」

 

…とはいえ、泣きやまない赤ちゃんに手を焼くお母さんは多いはず。

「どうして泣き止まないの?」「何がいやなの?」「どうしたらいいの?」

お母さんの方が泣きたいくらいですよね…。

 

更に、泣いている赤ちゃんを放置しておくとサイレントベビーになる、

基本的信頼感(自分が他人から愛されていて、大切にされているという感覚)が欠如して、人格に問題のある人間になる…。

 

そんな恐ろしい情報を見聞きして「どうしたらいいの?泣いたらすぐ抱っこしてあげなきゃいけないの?」

と、お母さんたちはどんどん追い詰められて行きます。

 

赤ちゃんの正常は?

 

しかし、ホントに赤ちゃんはいつも泣いているのが普通なのでしょうか?

 

師匠は「子どもは普通、お腹すいた、うんちおしっこ、暑い寒い、痛い、しんどい、眠い以外は機嫌がいいもの。それが正常。」と言います。

 

それ以外は泣かず、いつも機嫌がいい。

そんな育てやすい良い子が「本来の子どもの姿」なのだと。

 

赤ちゃんはなぜ泣くの?

 

赤ちゃんが泣くのには理由があります。

赤ちゃんはお腹が空いても自分で食べたり飲んだりできません。

暑いから、寒いからと言っても自分でエアコンつけたり服を着たり脱いだりして調節することもできません。

「何とかして~~」と知らせる手段が「泣く」しかないから泣くのです。

 

ですから、本来、赤ちゃんにとって不都合が無ければ泣く必要もないので、機嫌がいいのが普通です。

 

①赤ちゃんが泣く

②何が原因で泣いているんだろう?と考える(例:お腹が空いてる?)

③その原因を解消する(例:おっぱいをあげる)

④泣き止む、泣きやまない時は②に戻って、他の原因を予測、③④を繰り返す

 

これで普通は赤ちゃんにとっての不都合が解消されれば泣き止むはずです。

 

少し難しいのは、「暑い・寒い」です。

大人と子供では体温や感じ方が違うので、大人に適温でも赤ちゃんにとっては不快だったりします。

大人が寒いので過剰に厚着をさせすぎているのをたまに見かけます。

コツは、赤ちゃんのうなじから背中に手を入れてみましょう。

そこに汗をかいていたら暑がっています。

 

その他に、対応が難しいのは興奮しているとき。

子供は、大人と違って外界から入ってくる情報を取捨選択しないのでとても神経が疲れます。

だから神経を休ませるためにたくさん眠るのです。

繁華街に行ったり、知らない人(お客さん)がたくさん来たりするととても疲れます。

そうすると体は疲れているのに神経が高ぶって寝付かなかったり、夜泣きをします。

対応策として一番良いのは小児針ですが、緊急の場合は次の方法を試してみてください。

まず、痛くないように先をつぶした爪楊枝を20本程度束ねて輪ゴムで止めたものを用意してください。

(ママの腕などを軽くポンポンと叩いて痛くないか試してください。)

次にそれでまんべんなく、赤ちゃんの頭全体、肩を軽くポンポンと叩いてください。

(引っ搔かないようにまっすぐに当たるように気を付けて)

すると、神経が高ぶって興奮している場合は、スヤスヤと眠ってしまいます。

師匠は言います。

「刺激を赤ちゃんに与えるのは健やかな発達上必要なこと。しかし、過剰は良くない。」

「一日出掛けたら、次の日はママと家でゆっくり遊ぶぐらいがちょうどいい。」

「旅行も環境に慣れさせる為、出来れば一週間は滞在して、帰ってきたら一週間出掛けないくらいが良い。」

 

かなり難しいのは、風邪をひいている場合。

鼻水や咳、発熱があれば誰でも分かりますが、風邪の初期はそれらが出揃わず、機嫌だけ悪くなります。

慣れれば、目や顔色で判断がつきますが、初心者には難しいかもしれません。

しかし、「赤ちゃんに限れば、母親の観察力は磨けば専門家のそれを上回る。だから自信を持て。赤ちゃんの主治医は自分だという意識を持て。」と師匠は言い、こんな話を私たちにしてくれます。

師匠のお父様は優秀な外科医ですが、お母様は専業主婦で医学の素人。

それでも、「あ。この子、風邪ひいてる。熱が出るかも知れないから今日の外出は止めましょう。」と、

師匠の妹さんや弟さんの顔を見てそう言うと後で必ず発熱したそうです。

我が子の体調に関しては、外科医のお父様より診断が正確だったそうです。

このように母親の能力は我が子に限れば素晴らしいものがあります。

ですから、専門家のアドバイスを聞くのも良いですが、決して慌てないで自信を持って我が子をみてください。

きっとあなたしか分からない事があるはずです。

 

さて、それで一件落着かと言えばそうはいかないのが育児の難しさ。

前段で、「不都合が無ければ赤ちゃんは機嫌がいいのが普通。」と言いました。

しかし、「例外としてわがままで泣いてるのがあるから気をつけろ」と師匠は言います。

 

赤ちゃんは賢いから泣く!甘え泣きにだまされない。

 

赤ちゃんはとても賢いです。

 

泣いたら親が抱っこしてくれる、こうしたら言う事を聞いてもらえる。

そういう事はすぐに覚えます。

それは赤ちゃんがズル賢い訳では無く、保護なしでは生きていけない弱い生物の、生き抜く為の術です。

 

考えられる原因を全部解消したはずなのにまだ泣き止まない、それは「甘え泣き」かも知れません。

目安として、抱っこしたらすぐに泣き止むのは、大抵甘え泣きです。

(身体が冷えている時も、抱っこされると温まるので泣き止む場合もあります。)

 

このわがままである「甘え泣き」を見抜いて、振り回されないようにしましょう。

なぜなら、この「甘え泣き」が育児疲れの原因となるからです。

 

では、甘え泣きする赤ちゃんにはどうするかと言うと、

 

①家事など用事をしている時に赤ちゃんが甘え泣きしても

「今は○○してるから抱っこできないよ。終わったら抱っこしてあげるから待っててね」

とちゃんと言い聞かせて待たせる。

 

赤ちゃんでも大人の言っていることがよく分かっています。

言葉だけではなく、お母さんの表情、声、雰囲気…様々な事から赤ちゃんはメッセージを受け取っています。

だから赤ちゃんだからと甘く見てはいけません。大人の言葉でいいので、本気で話してください。

どうせ分かってないからといい加減な事を言ってはいけません。赤ちゃんに伝わります。

これはしつけで叱るときも同じです。

本当に命に関わるような事をした時に、やさしく「だめよ~」なんて言ってても伝わりません。

真剣に「これは危ないから絶対ダメ!」と本気で怒ってください。そうすれば必ず子どもには伝わります。

赤ちゃんをどうせ赤ちゃんだからと甘く見ない。ひとりの人間として扱え、これも師匠の教えです。

 

②そして用事が済んだら、約束どおりいっぱい抱っこしてあげてください。

 

繰り返すうち「これが終われば、ちゃんと自分の所に来てくれる」と親への信頼感、安心感が生まれ、

泣かずにちゃんと待っていてくれるようになります。

いつでも抱っこしてくれないと信頼感が生まれない、そんなことはありません。

むしろ安心して待たせられる、信じて待っていられる、良い親子関係が築けます。

 

赤ちゃんが泣く=機会喪失につながる

 

ここからは、少し研修生である私自身の体験談になります。

 

私の場合、上の子の時、泣いたら抱っこの習慣がついていたせいで

トイレでもご飯の準備でも、ちょっと離れただけで泣いてしまうような子でした。

 

しかし、師匠から「泣いたら何でも言う事を聞いてもらえると思って成長するのは、子どものために良くない。

すぐ泣くからと子どもを連れて一緒に行ける場所が限られたり、子ども自身が色んな経験をする機会を失うぞ」

と言われました。

 

しかも、「甘え泣き」を続けていると「泣けばすぐ来て当然」のようになってしまう。

すると「甘え泣き」はエスカレートしていき、泣いてもすぐ来ないと「なんで泣いても来ないんだよ~~~~!」と

怒り狂ったように泣き叫ぶ「怒り泣き」をするようになり、酷くなるとひきつけを起こすようになる事だってあるぞ、と。

そんな風になる前に、いつでも泣いたらすぐ抱っこするのはやめなさい、と。

 

それではいけないと思い、師匠に言われた通り

子どもにちゃんと言い聞かせ、用事をしている時の甘え泣きはどれだけ泣いていても親もガマン、

でもちゃんと終わったら精一杯抱きしめてあげる、とする事で、ちゃんと泣かずに待っていられる子に変わりました。

「うちの子にはそんなのムリ…」なんて思わないでください。子どもは素直です。些細なことで、いつからでも変わります。

それは鍼治療をしていても子どもはすぐによくなるのと同じで、子どもは素直で、正直なんです。

 

甘え泣きを待たせていて、周囲の人に「子どもを泣かせたままにして…」とか言われても、

心の中で「これでいいんだ」と自信を持って子育てしてください。これはしつけの第一歩にもつながることです。

 

「わがまま泣き」「甘え泣き」 → 抱っこ、言う事を聞く

というサイクルを断ち切って、育児を楽しいものにしましょう。

 

しんどくて泣いてるのか、そうじゃないのかわからない…

 

そして最後に、甘え泣きに困っているママたちに師匠から伝授!

甘え泣きとそれ以外の区別の仕方のポイントは「泣き方」です。

 

目安としては、抱っこしたらすぐ泣き止むのは大抵甘え泣きです。

甘え泣きの前の泣き方を覚えておくと、そのうち甘え泣きかそうでないかの区別ができるようになります。

 

お年寄りや先輩ママ達は泣き方で区別しているので、若いママ達が甘え泣きに振り回されてるのを見て

「あ~、あれ甘え泣きだな…」と内心思っているのです。

これは核家族化の悪影響で、昔はおじいちゃん、おばあちゃんも一緒に暮らす家庭が多かったので教えてくれたのだそうです。

 

どうしても泣き方を聞いててもやっぱり甘え泣きかホントにしんどくて泣いてるのか、よくわからない…。

そんな時はおばあちゃん、または子育ての先輩に聞きましょう。

 

誰も最初はわかりません。自分でわからなければ素直に大先輩に聞くのが一番です。

それでも分からない、不安と言う時はいつでも気軽に私たちに連絡してください。

東洋医学と小児鍼は、頑張るママたちの強い味方になってくれる事でしょう。

 

はりきゅう わくり

建井悦子

 

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