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不妊体質を改善する!【プロが教える基本6分類とアドバイス】

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1.不妊症とは?

日本産婦人科学会によると、不妊症とは以下のように定義されています。

生殖年齢の男女が妊娠を希望し,ある一定期間,避妊することなく通常の性交を継続的に行っているにもかかわらず、妊娠の成立をみない場合を不妊という.その一定期間については1年というのが一般的である.なお,妊娠のために医学的介入が必要な場合は期間を問わない.

この一定の期間については以前は「2年」が一般的とされていました。
しかし、平成27年8月に「1年」と定義が変更されました。

一方の東洋医学では、この一定期間を「結婚後3年以上」とする文献が多いです。

 

今回は不妊症の東洋医学の「証」と呼ばれるタイプ分類を以下にまとめ、タイプ別のワンポイントアドバイスを載せました。

これは、東洋医学の基本的な不妊症の傾向からの体質改善法です。

そのため、根気よく諦めずに継続することが前提となります。

しかし、不妊症の程度が軽度の場合は、ワンポイントアドバイスだけでも不妊症が解消されることも十分にあります。

上手く行かなくとも無駄にはなりませんので、西洋医学的な治療をする場合でも継続していただきたいと思います。

ただし、あくまでも鍼灸治療の際の補助となるものですので、このことをご理解の上で参考にして頂けたら幸いです。

 

2.分類

それぞれの特徴的な症状をチェックして、一番チェック数が多かったタイプの解説・対策法を参考にしてみてください。

1-1. 腎虚タイプ









 

2-2. 気血両虚タイプ









 

2-3. 陰虚血熱タイプ













 

2-4. 肝気鬱結タイプ







 

2-5. 湿痰タイプ












 

2-6. 血瘀湿熱タイプ









 

3.解説とワンポイントアドバイス

3-1. 腎虚タイプ

【解説】
もともと虚弱体質の人や体力が落ちている人に起こる不妊症です。
不妊症だけでなく、下腹部の冷え、腰や足の重だるさなどの症状を伴うことが特徴的です。

 

【ワンポイントアドバイス】
とにかく早く寝ましょう!話はそれからです。
遅くとも23時までに寝られるように心がけましょう。
根菜、黒いもの、粘るものは積極的に摂取するようにしてください。

 

3-2. 気血両虚タイプ

【解説】
多量に出血したり、胃腸が弱いためにエネルギーを生成することができないためにおこる不妊症です。
腎虚タイプと似ていますが、顔色が黄色っぽい、痩せる、頭のふらつき、めまいなどの症状を伴うことが特徴的です。

 

【ワンポイントアドバイス】
体力の回復が最優先です。
睡眠も重要ですが、少しずつカラダに負荷をかけ、体力をつけていくことも大切です。
軽い運動から始めてみましょう!
栄養価の高いものをよく噛んで食べるようにしてください。

 

3-3. 陰虚血熱タイプ

【解説】
東洋医学的な考え方で、骨盤内に熱が鬱積したために生じる不妊症です。
もともと熱を持ちやすい体質、慢性の内臓病(例:潰瘍性大腸炎など)、熱性疾患などが大きな要因となります。

 

【ワンポイントアドバイス】
慢性疾患がある場合はそちらを治療(鍼灸や漢方)することが根本治療となります。
もともと熱を持ちやすい体質の人は、まず良い睡眠をとることが体質改善への第一歩です。
23時までに寝られるのように心がけましょう。
脂っこいものやアルコールは避けましょう!
一応ですが…サイの角を食べると良いとされています(笑)

 

3-4. 肝気鬱結タイプ

【解説】
感情が欝々とするためカラダのめぐりが悪くなることで発症する不妊症です。

 

【ワンポイントアドバイス】
心配事や悩み事を解決することが根本となりますが、できない場合はカラダをよく動かして発散しましょう!

 

3-5. 湿痰タイプ

【解説】
カラダに余分な水分が溜まることが原因になる不妊症です。

 

【ワンポイントアドバイス】
刺身などの生ものは避けましょう!
水分の摂りすぎには注意し、のどが乾いたら飲むようにしてください。
ハトムギ茶はカラダの中の水分代謝をよくするはたらきがあるため、このタイプの水分補給におすすめです。
冷たい緑茶は”絶対”アカン!

 

3-6. 血瘀湿熱タイプ

【解説】
月経時や産褥時の性交が原因となり、カラダの中に余分な熱と水分がたまり、血の流れが悪くなることで起こる不妊症です。
(ある種の感染症に由来すると考えられます。)

 

【ワンポイントアドバイス】
カラダをよく動かしましょう。
キュウリやメロン、スイカなどの瓜の仲間は余分な水分をさばき、余分な熱を冷まします。
その他、お酒の飲みすぎは避けましょう!

 

4.まとめ(絶対に読んでください)

あなたはどのタイプだったでしょうか?

はっきりと、「自分はこのタイプ!」と判断できた方は少なかったかもしれません。

なぜなら、本来は「専門家」がさらに多くの問診や「東洋医学」的検査を行い、材料を集めなければ体質を特定できないからです。

しかし、大まかな傾向はお分かりいただけたのではないかと思います。

 

上記の対策は簡単ですが基本となるものです。妊娠されない方は鍼灸治療の併用をおすすめします。

ただし、一定レベル以上の「東洋医学の専門家」の鍼灸師をお探しください。

(探し方はこちらをご参考ください→「脈診をしない漢方・鍼灸はするな!」

鍼灸師は皆、東洋医学の専門家と思うかも知れませんがそうではありません。

誤解されがちですが、鍼灸や漢方を使用すれば「東洋医学」ではありません。鍼灸や漢方は道具に過ぎないのです。

後悔しないために慎重に、慎重に選んでください。

上記リンクは最低基準です。「東洋医学の専門家」とは言い難い鍼灸師を除外するためのものです。

 

「東洋医学の専門家」と言える鍼灸師はなかなか見つからないかも知れません。

あるデータによると全鍼灸師の1割に満たないそうです。

酷なようですが、見つからないときは諦めた方が安全のためにはマシだと思われます。

しかし、きちんと東洋医学的に診察・治療すればこれほど安全な医学はありません。

 

 

参考文献:中医研究院 趙金鐸(1987)『症状による中医診断と治療 下巻』神戸中医学研究会編訳,燎原書店.

参考記事:

★赤ちゃんが出来た!妊娠中のよい鍼灸院の探し方
↑妊娠以前にも共通することが書かれています。ぜひ、御一読下さい。

生理不順 不妊 35才 主婦

 

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