症例, 認知症
1.112014
認知症 症例3 90代女性
症例3 90代女性
【主訴】
股関節痛、腰痛
【その他】
認知症症状
【病歴】
朝起こしに行った家人の話によると、床に座って立てなくなっていたとのこと。
夜間ベッドから落ちたらしい。
【治療経過】
診察の結果、「大腿骨頚部骨折(ふとももの骨の股関節側の骨折)」と診立て、往診にて治療した。
治療内容は、身体を動かす時に骨折部位に可能な限り負荷を軽減する目的で、全身の関節可動域を 広げるため、関節モビライゼーションを行った。
順調に回復していたが、肺炎から入院し治療は中止した。
【解説】
この骨折は解剖学的に血液循環が悪い部位であり、高齢者に多発することもあって、骨が付きにくく、10ヶ月以上の安静も珍しくない。
そのため、合併症として、認知症、肺炎、床ずれが知られている。
特筆すべきは、ただ、骨折の治療を行っただけであったが、高齢のためもともとあった認知症症状が治療をすると良化し、意識が清明な時があると家人から聞いたことだ。
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