子供の治療ブログ, 症例
3.42014
夜尿症と夜泣きの原因と対策は?
今年から診ている兄妹。素晴らしく成果が上がってる。だから子供の治療は大好きだ。
小学生の兄は夜尿症と足腰が弱く疲れやすい。体も小さい。幼稚園の妹は夜鳴きとアトピー。
なんと言っても、ご両親の頑張りが素晴らしい。
それに尽きるだろう。難しいことを指示しているが、予想以上に頑張っている。
子供達もどんどんお利口になってる。体調が上がればココロもカラダも落ち着いてくるものだ。
言いにくいことだが、はっきり言えば、子供の症状の多くは、ご両親にかかっている。
もちろん、子供が可愛くない親はいない。すべて良かれと思ってやっているはずだ。
しかし、現代の氾濫する情報に振り回されて、誤りを必死に実行していたりする。
特に新しい知見は注意が必要だ。人間の浅はかな考えは裏目に出ることが多い。
私が子供の頃は、粉ミルクが「カラダが大きくなる」、「骨が強くなる」と言って、医師をはじめ日本中が推奨していた。
アメリカのローカルな意見が、さも先進的で科学的な確定事項のように「アメリカでは~」と語られていた。
そして、人工乳の問題点が明らかになってくると、今度は一気に「母乳原理主義者」が台頭してきて、いつでも、どんな時でも母乳でなくては、という風潮に傾いてしまった。
私は、乳児に母乳が最良なことは否定しない。しかし、体調の悪い母親の母乳は人工乳に劣ると考えている。
例えば、乳児の理由無き乳吐き、夜鳴き、疳の虫は、体温計に表れていなくても、脈診や舌診、気色診と言った東洋医学的診察法や、二便、
汗、口渇の有無などの東洋医学的所見に「熱」がはっきりと認められることが多い。
漢方に母子同服の処方があることは、それを別の面から示唆している。
その時に最良と思われても、後から当時は可視化されなかった事実が判明して、前に最良とされていた事が覆される。
特段、珍しいことでは無く「進歩」とはそうしたものだ。以前のエントリの図は、ここでも有効だ。
「経験則」はそうした可視化されない事柄も含んでいる。
したがって、子育てのように後から取り返しのつかない行動、判断には、安全性の面から「経験則」を積極的に活用すべきだろう。
「本を読まずにあんたの母親に聞け。」
子育て中の母親には、いつもそう答えている。最近のおばあちゃんは、かなり怪しくなってきたが(笑)。
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