認知症
1.132014
認知症を考える。
症例1は15年位前に鍼灸整骨院で院長代理を務めていた頃のものです。
症例2は10年位前、整形外科に勤務していた頃で、症例3は開業して間もない頃ですから、5年程前です。
わざわざ、こんな古い症例を提示したのは理由があります。
私は、認知症の治療開発が遅々として進まない原因の大本には、
①一般
②患者さんと家族
③専門家や学者
の3者の間で、認知症の理解と問題点の受け止め方が相互に食い違いがあるためだと考えています。
それを理解してもらうのに、この3症例は最も適した症例だと考えました。
古い症例でもあり、研究論文や学会発表を想定していないため、厳密な効果判定は出来ていません。
しかし、何かしらの効果があった事は十分に読み取れると思います。
現在、健康講座のテキストとスライドを整理し、大幅に加筆して書籍化する準備をしています。
その為、中途半端になって誤解を招く恐れから、現段階では詳細を書くことは出来ません。
しかし、この3症例には、認知症治療の突破口となる重大なヒントがあります。
皆さんで考えてみて下さい。かえって、知識の少ない一般の方のほうが、先入観がないだけに、気付くことが有るかも知れません。
誰しも、「人の立場になって考える」と子供の頃に一度は言われた事があるでしょう。
しかし、人は自分が置かれた環境から離れて、物事を視ることがなかなか出来ないようです。
いえ、そうであるからこそ、その大切さが説かれ続けるのかも知れません。
考えてみると、それは、『違う視点を持つ』、『見方を変える』と言う事と同義だと言えます。
結果、それは先入観から解放された柔軟な発想を手に入れる事に他なりません。
先日の「だまし絵」の教えるところです。
クライアントの問題解決を生業とする治療家にとっては、必須の技能と言えるでしょう。
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