子供の治療ブログ, 症例
12.122014
こどもが吐いた!原因は?
今朝、研修生Wのこどもがご飯を吐いた、ということで、診て欲しいとやってきました。
※上の画像は当院の小児鍼の道具です。大人に使う場合もあります。
これらの道具で皮膚を軽く撫でたり、さすったり、叩いたりします。
真ん中の黄緑色のは、「天然のヒスイ」です。これで皮膚をさすります。
その右隣は、「純金」の棒です。さらに右は、「純銀」です。
※参考ページ「小児ハリとは」
診察の順序
通常、当院では大人でも子供でも、まず西洋医学的に診察します。
今回の場合、「吐いた」と言う事なので頭をぶつけてないかお母さんに聞いたり、チェックしないとなりません。
時にレントゲンやMRI、血液検査が必要と判断すれば医師に診察を依頼します。
特に異常が見当たらなかったり、緊急性が無い場合、初めて東洋医学的診察・治療に入ります。
子供の診察の注意点
東洋医学では、顔色、舌、脈、お腹を診て、問診をして診立て、治療を進めますが、なにしろ1歳9ヶ月。
大人でも自分の事を上手く言い表せないの に、こどもではまず無理です。
そうなると、お母さんの日頃の観察が頼りですが、これまた我が子の事になると冷静になれないのでアテになりません。
となると、乳児・幼児の場合、必然的に判断するための情報量が激減しますので、施術者の技量が要求されるようになります。
近年、『小児鍼』を看板に掲げる治療院が増えていますが、そのあたりを踏まえて治療院を選んでください。
それさえ踏まえれば、本来こどもや動物は自然治癒力が旺盛なので治療はたやすく、ごく軽い刺激で治癒します。
だから、私はかえって結果の出やすいこどもの治療の方が好きですね。
原因と治療
さて、この子の場合はお母さんが当院の研修生で、針灸学校の教員でもありますので、観察は十分です。
診立てた結果、ただ少しお腹が冷えただけであろうと判断して治療しました。
もし、あなたが同じような症状でお困りなら何か力になれるかも知れません。
大きな期待をかけられても困りますが、気楽に一度ご相談ください。
私を救ってくれた東洋医学の知恵を一人でも多くの人に役立てたいといつも心より願っております。
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