症例, 認知症
1.92014
認知症 症例1 70代男性
症例1 70代男性
【主訴】
①記銘力の著しい低下(数秒前の会話を覚えていられない)
②徘徊
【その他】
腰痛、鼻出血(風呂に入ると)、尿もれ
【病歴】
元内勤の警察官で定年後、1~2年で認知症を発症。
来院時には、特に②徘徊がだんだんとひどくなり、昼夜を問わず、独りで外出し、迷子になり、後輩の警官が連れてきてくれることもしばしば。
家人が目を離せず、奥さんは買い物にも行けなくなっていた。
私が腰痛症を治した息子さんに相談され、診ることになった。
【治療経過】
治療に入ると、治療中であることを忘れ、立ち上がるため、近くを離れられない。
しかし、徐々に離れられるようになり、それにつれ徘徊も減ってきたと家人。
3か月ほど経つと、腰痛を訴えなくなり、鼻出血も止まり、尿漏れも下着を濡らさなくなり、1人で治療に通えるようになった。
【解説】
東洋医学の症候分類「腎虚証」の代表的症状として、「腰痛」、「物忘れ」がある。
「尿漏れ」も「腎虚証」を支持する所見。
また、鼻出血は「腎虚」+「熱」の『腎陰虚証』と診立て治療した。
迷子になるのは、今来た道を忘れるからであり、1人で治療に通えるになったと言うことは、『記銘力』の低下が改善したからだと思われる。
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