患者さんの声, 目の病気, 神経障害
8.152017
左目が左方向にまったく動かない状態 (外転神経麻痺)
1 ご自身のプロフィール
S・Mさん 39歳 男性 大阪市此花区 会社員
2 最初はどのような症状がありましたか?(来院前の状態を教えて下さい)
左目が左方向に全く動かない状態
3 当治療所に通院するようになって、②の症状はどのように良くなって(変化して)来ましたか?
(通院し始めてからの症状の変化を教えて下さい。)
提出したレポート後は、さらに精度が上がりました。
4 体調が回復してきて1番良かったこと、嬉しかったことを教えて下さい。
両目を開けて真っすぐに歩けるようになったこと
肝臓の数値が良くなり8Kgやせました
5 同じ症状で悩んでいる患者さんに、アドバイスやメッセージをお願いします。
恐いと思わず鍼灸を受けてみて、少しでも改善できればと思います。
【コメント・解説】
外転神経麻痺です。友人の柔整師からの紹介です。
眼科で「治るかどうか分からない」と言われ、来院されました。
まだ若く、お子さんが生まれたばかりですので、不安でいっぱいだったと思います。
外転神経は、12ある脳神経の一つで、眼球運動を司っています。
眼球が動かないと言うことは、眼球→外転神経→脳のルートのどこかに異常があります。
今回の場合、診察の結果、原因は不明ですが、外転神経に問題があることが指摘されました。
来院までに少し時間がありましたので、正直どうかなーと言う風に考えてました。
何故ならば、恐らく『風邪』が原因だろう、と推測していたからです。
脳卒中の古い呼び方で『中風』と言うのがあります。
関西では「ちゅうぶ」と言ったりもするようです。
『中風』は本来、東洋医学の言葉で、脳卒中を直接指す言葉ではありません。
東洋医学で言う『風邪に中った』ことが原因である症候を指す言葉です。
脳卒中に限らず、顔面神経麻痺や橈骨神経麻痺など、比較的急性で機転のはっきりしない麻痺の症候を指します。
果たして、診察の結果は予想通りでした。
東洋医学独特の身体に存在する、機能的ネットワーク「経絡」の一部『胆経筋』に『風邪が中った』ものと診立てました。
※「肝数値が良くなり痩せた」という記載がありますが、これこそ東洋医学の根本からの体質改善効果の特徴であります。
もし、あなたが同じような症状でお困りなら何か力になれるかも知れません。
大きな期待をかけられても困りますが、気楽に一度ご相談ください。
私を救ってくれた東洋医学の知恵を一人でも多くの人に役立てたいといつも心より願っております。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
大阪府大阪市都島区にある鍼灸院 「顔面神経麻痺」なら杏総合治療所
谷町線都島駅から徒歩30秒。
JR環状線桜ノ宮駅より徒歩8分。
東洋医学を正しく研究・実践・普及し、世界を治す。
◆Webサイト:https://an-sogo.com/
◆お問い合わせはこちら
◆診療時間:平日9:00~12:30・16:00~19:30
※火・木・土曜日は9:00~12:30
◆定休日:日曜
◆住所:〒534-0021 大阪市都島区都島本通2-11-8アベニール1F
◆駐車場:近隣のコインパーキングをご利用ください。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++