目の病気
8.282018
光がまぶしい、光や熱による異物感[羞明(しゅうめい)]の原因による分類と対策【東洋医学タイプ分類】
1.羞明(しゅうめい)とは?
光や熱によって眼球が痛んだり、異物感が生じて目が開けられないことをいいます。
2.分類
東洋医学的には羞明を以下の4つのタイプに分類して、治療や養生指導を行っていきます。
自分がどのタイプなのかを知ることは治癒への第一歩です。
それぞれの特徴的な症状をチェックして、一番チェック数が多かったタイプの解説・対策法を参考にしてみてください。
2-1.風寒束表タイプ
2-2.気虚風熱タイプ
2-3.気陰両虚タイプ
3.解説とワンポイントアドバイス
3-1.風寒束表タイプ
【解説】
風邪をひいたことが原因でおこります。
特徴として、風にあたるのを嫌がる、寒気がする、鼻づまり、鼻水といった風邪の症状に、結膜の充血、目の痛みや異物感、光がまぶしく感じる、温熱を嫌う、目を開けにくいといった症状をともなうことです。
【ワンポイントアドバイス】
まずは風邪を治しましょう。
あたたかくして、水分をとり、ゆっくり休みましょう。
3-2.気虚風熱タイプ
【解説】
カラダが弱っているところに、熱の風邪をひいたことでおこります。
特徴は結膜の充血、光がまぶしく感じる、目の痛みや異物感、目が開けにくい、眼角部の緊張、注視すると目がかすむなどの症状が見られることです。
【ワンポイントアドバイス】
まずは体力の回復が第一です!
疲れを取り除くにはよい睡眠をとることが大事です。
夜は遅くても23時までには寝るようにしましょう。
疲れていればもっと早くても構いません。
3-3.気陰両虚タイプ
【解説】
カラダをクールダウンさせる働きが弱るためにおこります。
特徴は、目がかすむ、目を閉じていたい、聴力低下、耳鳴、口や喉の乾燥、結膜の充血や痛み、光がまぶしく感じる、温熱を嫌うなどの症状がみられることです。
【ワンポイントアドバイス】
まずはよい睡眠をとることが第一です!
遅くとも23時までには寝ましょう。疲れていればもっと早くても構いません。
よい睡眠のためには
・寝る3時間前までに食事をすませる
・寝る前にテレビ、スマホ、PC、読書など目を使わない
・日中運動したりよく歩く(日光にあたる)
などを心がけてください。
4.まとめ
皆さんはどのタイプだったでしょうか?
今回のチェックでは大まかに自分がどのタイプなのかお分かりいただけたのではないかと思います。
また、各タイプ別のワンポイントアドバイスはタイプが正確に決定できてこそ効果があります。
このワンポイントアドバイスによって症状が悪化したなどの場合、当サイトでは一切責任を負いかねますので、ご了承ください。
参考文献:
中医研究院 趙金鐸(1987)『症状による中医診断と治療 下巻』神戸中医学研究会編訳,燎原書店.
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