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赤白帯(白色と血性のオリモノの混合)の分類と原因と対策【東洋医学】

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1.赤白帯(せきはくたい)とは?

赤白帯とは、白いオリモノに血性の赤いオリモノが混じったものが持続すること、あるいは、白いオリモノと血性のオリモノが交互に見られることを言います。

 

2.分類

東洋医学的には白帯を以下の3つのタイプに分類して、治療や養生指導を行っていきます。
自分がどのタイプなのかを知ることは治癒への第一歩です。
それぞれの特徴的な症状をチェックして、一番チェック数が多かったタイプの解説・対策法を参考にしてみてください。

 

2-1.湿熱タイプ










 

2-2.肝鬱湿熱タイプ








 

2-3.虚熱タイプ











 

2-4.痰湿タイプ








 

3.解説とワンポイントアドバイス

3-1.湿熱タイプ

【解説】
カラダに余分な水分と余分な熱が長期間停滞するために起こる赤白帯です。
粘り気と異臭のあるオリモノが特徴的です。

 

【ワンポイントアドバイス】
脂っこいもの、甘いもの、お酒のの飲みすぎには注意しましょう!
ハトムギ茶やキュウリなどの瓜の仲間は余分な水分と熱を取り除く作用がありますので、おすすめです。

 

3-2.肝鬱湿熱タイプ

【解説】
イライラしたり、我慢することが多いと、カラダの中に熱が生まれます。その熱が余分な水分が結びつくことで発症する赤白帯です。
粘りと異臭のある多量の白いオリモノに、時折、血液が混ざることが特徴です。

 

【ワンポイントアドバイス】
根本的には考え方を変える必要がありますが、それが難しい場合は体を動かして発散しましょう!
脂っこいもの、甘いもの、お酒のの飲みすぎには注意しましょう!
ハトムギ茶やキュウリなどの瓜の仲間は余分な水分と熱を取り除く作用がありますので、おすすめです。

 

3-3.虚熱タイプ

【解説】
カラダを潤し、クールダウンさせる機能が落ちて、カラダに熱を持っているために起こる赤白帯です。
特徴はうすくて多量の白いオリモノに、時折、血液が混ざることが特徴です。

 

【ワンポイントアドバイス】
カラダを潤し、クールダウンさせる機能を補うには睡眠が最も重要です。
遅くとも23時までには寝るように心がけましょう!
また、カラダに熱を溜めやすい肉類、油ものなども摂りすぎないようにしましょう。

 

4.まとめ

皆さんはどのタイプだったでしょうか?
今回のチェックでは大まかに自分がどのタイプなのかお分かりいただけたのではないかと思います。
しかし、細かな正確な体質分類は専門家でなければできませんので、お近くの良い鍼灸院をお選びください。

また、各タイプ別のワンポイントアドバイスはタイプが正確に決定できてこそ効果があります。
このワンポイントアドバイスによって症状が悪化したなどの場合、当サイトでは一切責任を負いかねますので、ご了承ください。

 

東洋医学では、オリモノの色彩や性状も女性の体調の重要な情報・指標で治療対象になります。

オリモノはこちら↓

白帯(白いオリモノ)の分類と原因と対策【東洋医学】

黄帯(黄色いオリモノ)の分類と原因と対策【東洋医学】

赤白帯(白色と血性のオリモノの混合)の分類と原因と対策【東洋医学】

 

 

 

参考文献:中医研究院 趙金鐸(1987)『症状による中医診断と治療 下巻』神戸中医学研究会編訳,燎原書店.

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