an's diary 杏の日記, 痛み, 肩の痛み
10.262017
肩の痛みを自分で治す為の方法【東洋医学タイプ分類】
1.肩痛とは?
肩関節または肩周辺の痛みのことを指します。
2.分類
東洋医学では3つ肩痛のタイプに分かれます。
タイプによって治療方法や養生が変わります。
便や自分の状態でわかりますのでチェックしてみてください。
2−1.風寒タイプ
2−2.痰湿タイプ
2−3.捻挫などケガがあるお血タイプ
2−4.慢性に出現するお血タイプ
3.解説とワンポイントアドバイス
3−1.風寒タイプ
【解説】
汗がでて風に当たったり、夜間睡眠中に肩が冷えると発生します。
特にカラダの弱い人は普段から汗をかいているので冷えやすく、肩痛を引き起こしやすいです。
特徴は痛みが軽く、しびれ感を伴うことです。
【ワンポイントアドバイス】
カラダを冷やさないことが何よりも大切です。
汗をかいたらこまめに拭き取るように心がけましょう。
暖かくしてよく寝ましょう。
3−2.痰湿タイプ
【解説】
長い間寒く湿気の多い場所で生活したり、ひどく汗をかいた後に冷水に浸かるなどして発症することが多いです。
この状況が長いこと続くと強い痛みを引き起こすだけでなく、次第に体調が落ちていきます。
特徴は痛みが強く、経過が長いことです。
【ワンポイントアドバイス】
このタイプは食生活と大きく関係します。
甘いもの、味の濃いもの、脂っこいもの食べ過ぎや、お酒などの飲み過ぎは避けましょう。
ハトムギ茶やキュウリ、メロンなどの瓜の仲間は体の中の余分な水分を取り除く作用があるのでおすすめです。
3−3.捻挫などケガのあるお血タイプ
【解説】
東洋医学では「お血(おけつ)」という概念があります。
簡単に言うと「悪い血が溜まる」という意味です。
このタイプは、ケガの既往があり、突然発症し、局部が腫れ、刺すような痛みがあり、上肢の運動障害を伴うのが特徴です。
ケガの部位に、お血ができてしまい、それが痛みとなります。
【ワンポイントアドバイス】
まずはケガをしっかり治しましょう。
それから、痛みの軽い場合は軽い運動でカラダを動かすのが良いです。
本当はお血ができた原因によるのですが、ベニバナ油を毎日ティースプーン1杯分摂る事が効果的な場合もあります。
3−4.慢性に出現するお血タイプ
【解説】
上記の痰湿タイプでそれが慢性化すると、お血を伴い、刺すような痛みや筋肉のこわばりや萎縮などの症状が現れます。
【ワンポイントアドバイス】
症状が軽い場合は散歩などの軽い運動で、軽減する場合があります。
しかし、症状が強く出ている場合は体を動かすことによって、悪化する場合がありますので、注意してください。
本当はお血ができた原因によるのですが、ベニバナ油を毎日ティースプーン1杯分摂る事が効果的な場合もあります。
しかし、お血による肩の痛みの場合、良い鍼灸院や漢方医にかかるのが良いでしょう。
4.まとめ
皆さんはどのタイプだったでしょうか?
今回のチェックでは大まかに自分がどのタイプなのかお分かりいただけたのではないかと思います。
しかし、細かな正確な体質分類は専門家でなければできませんので、お近くの良い鍼灸院をお選びください。
また、各タイプ別のワンポイントアドバイスはタイプが正確に決定できてこそ効果があります。
このワンポイントアドバイスによって症状が悪化したなどの場合、当サイトでは一切責任を負いかねますので、ご了承ください。
参考文献:
中医研究院 趙金鐸(1987)『症状による中医診断と治療 下巻』神戸中医学研究会編訳,燎原書店.
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