その他の治療
7.122018
口臭の原因による分類と対策【東洋医学タイプ分類】
1.口臭とは?
口の中のにおいを自覚、あるいは他覚することを言います。
2.分類
東洋医学的には口臭を以下の3つのタイプに分類して、治療や養生指導を行っていきます。
自分がどのタイプなのかを知ることは治癒への第一歩です。
それぞれの特徴的な症状をチェックして、一番チェック数が多かったタイプの解説・対策法を参考にしてみてください。
2-1.胃熱タイプ
2-2.痰熱壅肺(たんねつようはい)タイプ
2-3.食滞タイプ
3.解説とワンポイントアドバイス
3-1.胃熱タイプ
【解説】
辛いものや脂っこいものの食べ過ぎや、熱の病の後に胃に熱を持つことによって生じます。
特徴は口内炎、歯ぐきや舌が荒れたり、口臭に熱気を伴う、冷たいものを欲するなどがあります。
【ワンポイントアドバイス】
辛いもの、脂っこい食べ物は控えるようにしましょう。
夏野菜や南の地方の食べ物には熱を取り除く作用のある食べ物が多いです。
キュウリ、トマト、バナナなどを摂るようにしてみてください。
3-2.痰熱壅肺(たんねつようはい)タイプ
【解説】
東洋医学的な生理学ですが、余分な熱と余分な水が肺に作用することによって生じる口臭です。
現代医学的には肺炎のような状態になっています。
特徴は生臭いにおいのする口臭、咳、濁った痰あるいは血の混じった痰、胸の痛みなどの症状を伴うことです。
【ワンポイントアドバイス】
病院で治らない場合は良い鍼灸院を探しましょう。
東洋医学的な病態把握の仕方があるため、東洋医学的に治療することも可能です。
3-3.食滞タイプ
【解説】
飲食の不摂生により、消化器系の働きが低下します。
すると、胃に飲食物が停滞するため、口臭が生じます。
この場合の口臭は腐敗した酸っぱいにおいがしたり、食べ物のにおいがしたりします。
さらにお腹が張る、食欲がないなどの症状を伴います。
【ワンポイントアドバイス】
食生活を摂生しましょう。
食べ過ぎはやめ、よく噛んで食べるようにしてください。
そして、寝る2,3時間前には晩ご飯を食べ終えるようにしましょう。
4.まとめ
皆さんはどのタイプだったでしょうか?
今回のチェックでは大まかに自分がどのタイプなのかお分かりいただけたのではないかと思います。
しかし、細かな正確な体質分類は専門家でなければできませんので、お近くの良い鍼灸院をお選びください。
また、各タイプ別のワンポイントアドバイスはタイプが正確に決定できてこそ効果があります。
このワンポイントアドバイスによって症状が悪化したなどの場合、当サイトでは一切責任を負いかねますので、ご了承ください。
参考文献:中医研究院 趙金鐸(1987)『症状による中医診断と治療 上巻』神戸中医学研究会編訳,燎原書店.
関連記事:
★よだれが多い(口角流涎)の原因による分類と対策【東洋医学タイプ分類】
★味がしない(口淡無味)の原因による分類と対策【東洋医学タイプ分類】
★クロスワードパズル専門誌 パクロスに掲載していただきました。(良い鍼灸院の探し方)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
大阪府大阪市都島区にある総合治療院 「口臭」なら杏総合治療所
谷町線都島駅から徒歩30秒。
JR環状線桜ノ宮駅より徒歩8分。
痛みの原因を根本から治療し、あなたの人生を豊かにします。
◆Webサイト:https://an-sogo.com/
◆お問い合わせはこちら
◆診療時間:平日9:00~12:30・16:00~19:30
※火・木・土曜日は9:00~12:30
◆定休日:日曜
◆住所:〒534-0021 大阪市都島区都島本通2-11-8アベニール1F
◆駐車場:近隣のコインパーキングをご利用ください。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++