子供の治療ブログ, 認知症
2.142014
幼少期と老年期の共通項
私が、「こども」、「不妊」と「認知症」について、並行して書いてるのは何故だと思いますか?
こどもと老人は共通項が多いんです。
上左図を見て下さい。これは、認知症の健康講座で受講者に示したスライドの一部です。
■ 背筋が伸びない
■ 足腰が弱い
■ 言葉が上手く話せない
■ 髪が薄い
■ 記憶があいまい
■ 歯が無い
■ 大小便がコントロールしがたい
■ 力が弱い など
どうでしょう?確かによく似ていると思いませんか?
それは何故かと言うと、上右図の様に、『生命力の量』の盛衰という観点から視ると、昇りと降りの違いはあっても子供と老人は同じ位置にいるからです。
これは、東洋医学では『腎精』と呼ばれる生命力の総量の変化によるものとされています。つまり、先に挙げた特徴は青壮年であっても、症状として現れる場合は、『生命力の量』の問題として治療を進めます。
「こどもと老人って似てるな~。」と思った時、認知症の治療を思いつきました。
突き詰めると、不妊もここへつながります。