認知症
12.202013
認知症高齢者は全国で推計550万人(元記事:NHKweb12.2o)
全国の認知症の高齢者は、推計550万人に上るとする研究成果を九州大学のグループが発表しました。
なかでもアルツハイマー病が原因の認知症は、7年前に比べて2倍に増えているということで、グループでは予防法の開発などを急ぐ必要があるとしています。
九州大学大学院の清原裕教授らのグループは、福岡県久山町に住む65歳以上の高齢者1906人を対象に認知症かどうかの診断を行いました。
その結果、全体の2割近い342人が認知症でした。
久山町は、住民の年齢構成や死亡率が全国平均と近く、これを基に全国の認知症の高齢者の数を推計すると、去年の時点で550万人になるということです。
厚生労働省の研究班は、去年、認知症の高齢者の数を推計462万人と発表していますが、これよりも90万人近く多くなっています。
なかでも、アルツハイマー病が原因の認知症は前回7年前の調査と比べると2倍に増えているということです。
研究を行った清原教授は「高齢化のなか、認知症の人は、今後も急増するとみられ危機的な状況だ。根本的な治療法がない以上、予防法の開発などの研究を急ぐ必要がある」と話しています。【以上元記事:NHKweb12.2o】
健康講座で講義した数字よりだいぶ上がってますねえ…。
(厚労省の『みんなのメンタルヘルス』から、2020年に300万人を超える、という数字を紹介した)
まあ、標本調査ですからメタで検証してみないと解りませんが。
元記事もそうですが、認知症の記事の締めは、いつも『「予防法の開発を」・「治療法の研究を」急ぐ必要がある。』なんです。
しかし、『脳の萎縮』、『物忘れ』に焦点を当てている限り無理でしょうね。
この間の認知症健康講座の中心的論理ですが、認知症の本当の問題は、
①専門家
②患者・家族
③一般社会
この3者の認知症の概念と理解のズレにあると言うのが私の持論です。
ここを見直すと認知症解決の糸口が見えてくる。これを指して『コロンブスの卵』的発想なんだ、と。
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