妊娠・出産・育児で知っておくべきこと
6.192017
離乳食と歯の生え方
離乳食はいつからあげよう?
赤ちゃんを育てている時、誰しもが色んな悩みに直面します。
生まれてすぐはまずはオッパイの悩みでしょうか?あとはウンチ、夜泣き…。
きっとその後ぐらいで一度悩むであろう、『離乳食の時期』。
「いつからあげよう…?」「何をあげよう…?」
子育て本や、役場からもらったガイドブックなどを見て考えます。
「あ、ゴックン期は◯◯ヶ月からね」「卵は半年からね!」
大体生後何ヶ月で決めていくように記載されることが多いです。
しかしちょっと注意!あくまで、これ、目安ですからね。
そして、離乳食をはじめるのは急がないでいいですよ。
師曰く「離乳は急いではだめ。2~3歳でもかまわないよ。」
そして「離乳食はいつあげるか迷ったら、歯の生え方を見ろ。」と
日本人の離乳時期は早すぎ!!
日本人はびっくりしますが、世界の平均離乳年齢は4.2歳。WHO(世界保健機構)は2歳以上を推奨しています。
離乳食の開始も6か月以降としています。
日本は、ほんと早いですよね~!生後1年頃からもう離乳させているママも多いのではないでしょうか?
離乳食を与える時期は『歯』の生え方で決めましょう!
赤ちゃんを見ていると、個々によって本当に成長スピードが違います。
「こちらはハイハイ、あちらは立ち上がってジャンプを!!」なんてことはいくらでもあります。
赤ちゃんの成長速度は本当にバラバラ。なので内臓機能の成長も人それぞれなのです。
赤ちゃんの腸が未熟なうちに色々あげてしまうと、のちのちその子がアトピーに苦しむことにもつながりますから。
「◯◯ヶ月過ぎたから…」と離乳食を開始することは本当はとても危険なこと。
その子の成長スピードを見てあげましょう。
「じゃあ、どこで成長スピードをみるの??」。
はい、歯の生え方をみてあげてください。
まず門歯(前歯のこと)。
前歯の動物といえば…ウサギなどでしょうか?これが生えてきたらウサギのように野菜をそろそろ与えて大丈夫。
次は臼歯(奥歯のこと)。
奥歯は馬などやぎなど草食動物。こうなれば穀物オッケーです。
そして犬歯。
犬歯は、犬やライオン、肉食動物でしょうか?これが生えたらお肉やお魚などのタンパク質を少しづつ。
こんな感じです。簡単でしょ?せっかちの日本人だったらきっと遅く感じるでしょうね~私も日本人ですけどね。
そもそも歯は何のためにあるのでしょうか?
それは食べ物を細かくして消化を助けるためにあります。
草食動物は、門歯と臼歯、一方肉食動物は、犬歯しかありません。
草食動物は、野菜と穀物、一方肉食動物は、肉類しか消化できません。
対して、人間は、門歯2、臼歯4、犬歯1の比率であります。
つまり、この比率で食物を摂ることが理にかなっています。
赤ちゃんは消化の準備が整い、母乳以外を食べるために、順々にこれらが生えてきます。
歯は消化の準備が整ったサインなのですね。
それに逆らってしまうと、食物は『異物』として体が捉え、アトピーなどのアレルギーの原因になってしまいます。
でも、くどいようですが、離乳食も離乳も遅くていいんですからね!
ゆっくり貴重な、今しか味わえないオッパイ生活、楽しんでくださいね。
加えて、もし「うちの子、歯の生え方が遅いなぁ~」と感じたら、野菜・穀物・肉類のスープを与えて胃腸の成長を促してみてください。
でもたくさんあげちゃダメですよ!
はな鍼灸治療院 小澤 華
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