患者さんの声, 症例, 認知症
12.112013
認知症症状(アルツハイマー病)
①患者さんのプロフィール
Y・Oさん 91歳 男性 寝屋川市中木田
②最初はどのような症状がありましたか?(来院前の状態を教えて下さい)
アルツハイマー症状の診断をされて、診断を受けて、頑張る覚悟をしました。
③当治療所に通院するようになって、②の症状はどのように良くなって(変化して)来ましたか?(通院し始めてからの症状の変化を教えて下さい。)
全般的に良好な症状に変化が見られてきたので安心しました。
④体調が回復してきて1番良かったこと、嬉しかったことを教えて下さい。
体調が全般的に良好な方向に変化してきました。最後まで頑張ること。
⑤同じ症状で悩んでいる患者さんに、アドバイスやメッセージをお願いします。
自分の体調に自信を持つよう頑張ること
【コメント・解説】
アルツハイマー型認知症と病院で診断され、来院されました。
認知症は、最も多いアルツハイマー型、脳血管障害型、レビー小体型で8割程度を占めると言われています。
平成22年の段階で、65歳以上の7人に1人、前段階まで含めると4人に1人が認知症とされています。
患者数は200万人を超えます。
アルツハイマー型認知症は、大脳の萎縮が原因で起こるとされ、現在、西洋医学では、効果的な治療は一切ありません。
『アリセプト』という薬が『進行を遅らせる』とされますが、「わずかに」と言う評価です。
また、効果の乏しい一方で症状の悪化する事も知られています。
この患者さんも症状の悪化を訴えましたが、現状では有効な手立てはなく、薬を停止し娘さんに勧められて来院されました。
漢方薬の『抑肝散』が有効と言う報告もあります。
しかし、これも四診によって導き出される、東洋医学特有の症候分類、『証』によって初めて有効であると思われます。
『認知症』に一律に処方すれば、かつての『小柴胡湯』の轍を踏むのは明らかです。
もう西洋医学の診断法に基づく漢方処方は禁止するべきです。難しいでしょうが…。
翻って東洋医学では、いくつかの古い文献に認知症と考えられる症状の治療法が散見されます。
治療のポイントは『中核症状』と『周辺症状』の正しい理解と区別です。
患者さんのご家族が受診を決意されるのは、暴力、暴言、徘徊などの『周辺症状』です。
『周辺症状』ならば、治験からも鍼灸で十分な効果が上げられると考えます。
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