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鼻がかゆい!「鼻痒」の原因による分類と対策【東洋医学タイプ分類】

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1.鼻のかゆみとは?

鼻の穴の中のかゆみの事を指します。
かゆみの為にくしゃみをしたり、痛みを伴うこともあります。
東洋医学では「鼻痒(びよう)」と言われています。

 

2.分類

東洋医学的には鼻のかゆみを以下の5つのタイプに分類して、治療や養生指導を行っていきます。
自分がどのタイプなのかを知ることは治癒への第一歩です。
それぞれの特徴的な症状をチェックして、一番チェック数が多かったタイプの解説・対策法を参考にしてみてください。

 

2-1.風熱犯肺タイプ









 

2-2.肺経燥熱タイプ






 

2-3.熱毒侵肺タイプ






 

2-4.脾経湿熱タイプ








 

2-5.肺気虚タイプ




 

3.解説とワンポイントアドバイス

3-1.風熱犯肺タイプ

【解説】
外からの熱やカラダの中の熱が東洋医学でいう肺の機能を低下させることによって起こります。
特徴は鼻づまり、黄色い鼻水、発熱、風に当たるのを嫌がる、頭痛、のどの痛みなどの症状を伴うことです。

 

【ワンポイントアドバイス】
部屋を涼しく快適にしてください。
汗が出ると思いますが、汗の処理をしっかり行ってください。
汗をかいたら、すぐに拭き、場合によっては着替えてください。
脂っこいものや甘いもの、味の濃いものは控えるようにしましょう。

 

3-2.肺経燥熱タイプ

【解説】
カラダが乾燥したために起こる鼻のかゆみです。
カラダを潤す機能が低下した場合と、気候の乾燥による場合との2パターンがあります。
特徴は鼻穴の中の乾燥、口の渇き、咳、痰が少なく吐き出しにくいなどの症状を伴うことです。

 

【ワンポイントアドバイス】
乾燥が強い季節には加湿を心がけてください。
そして、良い睡眠をしっかりととれるように心がけてください。
睡眠を摂ることによって、カラダを潤し、栄養する「陰」が補われます。

 

3-3.熱毒侵肺タイプ

【解説】
皮膚に傷がついたり、化膿したり、外からの熱が加わることによって起こる鼻のかゆみです。
特徴は鼻の赤み、腫れ、びらんなどの炎症症状があり、慢性に経過して治りにくいことです。

 

【ワンポイントアドバイス】
ケガの既往がある場合はその治療を優先的に行いましょう。
炎症症状がある場合の飲酒は症状を悪化させますので、避けてください。

 

3-4.脾経湿熱タイプ

【解説】
消化器系のはたらきが弱ったために起こる鼻のかゆみです。
消化器系が弱ると、カラダの中に熱が発生しやすくなり、その熱が鼻に影響を及ぼします。
特徴は鼻穴の中のかゆみと痛み、黄色い水溶性の鼻水があり、食欲不振、泥状便などの消化器系症状を伴うことです。

 

【ワンポイントアドバイス】
胃腸に負担をかけないように気をつけてください。
生ものや冷たいものの過食はさけ、火を通したものをよく噛んで食べるようにしましょう。
食べてすぐに寝ると、睡眠の質が悪くなるだけでなく、胃腸にも負担がかかります。
ですから、寝る2、3時間前には夕食を食べ終えるようにしてください。

 

3-5.肺気虚タイプ

【解説】
カゼをひくことなどによって呼吸器系のはたらきが低下したために起こる鼻のかゆみです。
特徴は発作性の鼻のかゆみとくしゃみの頻発、鼻づまり、うすい鼻水が見られることです。

 

【ワンポイントアドバイス】
カゼをひいている場合は水分をしっかり摂って、暖かくして、寝ましょう。
呼吸器系を強くするにはまずはしっかりとした睡眠を摂り、体力を回復することです。
その上で、軽い運動から始め、少しずつでも呼吸器系に負荷をかけることです。
東洋医学では皮膚と呼吸器系は密接に関係していると考えます。
ですから乾布摩擦なども効果的です。

 

4.まとめ

皆さんはどのタイプだったでしょうか?
今回のチェックでは大まかに自分がどのタイプなのかお分かりいただけたのではないかと思います。
しかし、細かな正確な体質分類は専門家でなければできませんので、お近くの良い鍼灸院をお選びください。

また、各タイプ別のワンポイントアドバイスはタイプが正確に決定できてこそ効果があります。
このワンポイントアドバイスによって症状が悪化したなどの場合、当サイトでは一切責任を負いかねますので、ご了承ください。

 

参考文献:中医研究院 趙金鐸(1987)『症状による中医診断と治療 下巻』神戸中医学研究会編訳,燎原書店.

 

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