足の痛み

足裏の痛み【足底腱膜炎(筋膜炎)】症状・原因・治療まとめ

LINEで送る
Pocket

1.足底腱膜炎について

足底腱膜とは、足底の踵から指先まで付着する腱膜をいいます。
この部位に炎症が起こることを足底腱膜炎と言います。

足底の痛みがあり、特に朝の一歩目に痛みを伴うことが多いです。
スポーツ選手では練習後に痛みが悪化します。

主な原因は使いすぎ(オーバーユース)により足底部に負担がかかり発症します。
他にも足部の変形(偏平足・外反母趾・凹足(ハイアーチ)・回内足)なども関係しています。

中年の女性に多く発生し、踵骨に骨の棘(骨棘)が認められることもあります。

一般的な治療は、足のアーチをサポートする足底板やストレッチの指導により治療を行います。
しかし、症状が続き、骨棘が認められる場合は骨棘の摘出術を行うこともあります。

 

2.足底腱膜炎の症状

◇足底部の痛み

足底部に痛みがあります。
特に起床時やスポーツ練習後に痛みが強いです。

体重をかけた際に痛みを感じます。

◇足底部のしこり

足裏が炎症により腫れることは少ないですが、触ったときに硬いシコリを感じることもあります。

◇可動域制限

痛みにより足関節を動かしにくくなります。

 

3.足底腱膜炎の原因

 

 

足に繰り返しの負荷がかかり、足底腱膜が付着する部位に牽引力がかかったり、骨膜に炎症が起こることで痛みを発症します。
土踏まずが潰れている偏平足や足関節が内側に向いている回内足、土踏まずのアーチが高すぎる凹足(ハイアーチ)などがあると、負担がかかりやすくなります。
他にも走行する路面の問題や、靴の影響などの要因が考えられます。

中年の女性に多く発生しますが、足部に負荷が繰り返しかかるスポーツ選手にも多いです。

踵の骨に棘(骨棘)のある場合もありますが、必ずしも症状がでるということではありません。

3-1.足底腱膜炎を起こしやすいスポーツ一覧

走ったりジャンプ動作の多い競技に発生しやすいです。
・陸上競技
・バスケットボール
・サッカー
・バレー
などに多いです。

 

4.足底腱膜炎の検査と診断

4-1.視診・触診

足部に変形がないか確認します。
圧痛部位は様々で、一番多いのは踵部足底のやや内側で、次いで中央部・遠位部となります。

4-2.画像検査

レントゲンにて他の疾患の有無や変形の有無を検査します。

 

5.足底腱膜炎の一般的な治療

基本的に保存療法で経過観察します。
それでも効果がなく、骨棘がある場合は手術にて摘出術を行うこともあります。

5-1.保存療法

◆安静
原因となる動作の中止を指導します。

◆固定
テーピングを用いてアーチの補助を行います。
テーピング以外にも付け外しの可能なサポーターを用いることもあります。

◆運動療法
痛みが軽減してきたら足底のストレッチを行います。
足の指を曲げ伸ばししたり、ふくらはぎのストレッチを指導します。
痛みが強い場合は体重のかからないエアロバイクやプール歩行も指導します。

◆薬物療法
痛みが強い場合は炎症を抑える薬を服用・貼付します。
痛みのある部位に直接注射を打つこともあります。

◆手術療法
保存療法で効果がなく骨棘が認められ症状が続く場合は、手術を選択することもあります。
手術にて骨棘を摘出します。

 

6.足底腱膜炎の鑑別疾患

6-1.種子骨損傷

足の裏にある種子骨の損傷では足底に痛みが起こるため鑑別が必要です。
種子骨は親指側の足底にあり、足底腱膜炎の圧痛部位より足先にあります。

6-2.足部変形

足部の変形により足底に負荷がかかっている場合は治療が異なります。
土踏まずが潰れる偏平足や足が内側に向く回内足、外反母趾などがある場合はそれに対する治療を行います。

6-3.踵骨骨端症(セーバー病)

アキレス腱の牽引力により成長段階の骨が引き離され、痛みが起こる疾患です。
10歳前後の男性に多く、足底腱膜炎より後方に痛みが生じます。

 

7.足底腱膜炎の予後と後遺症

予後は良く、多くは数か月で自然に治っていきます。
原因となる動作の中止ができない場合は再発を繰り返すこともあります。

 

関連記事:

【階段の昇り降りで足首が痛み、腫れる】変形性足関節症の症状・原因・治療まとめ

外反母趾の痛みや腫れなど症状・原因・治療まとめ

本当に治療が必要か?【偏平足】症状・原因・治療まとめ

 

※内容に誤りや情報が古いなどありましたらお手数ですがご一報ください。

にほんブログ村

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
大阪府大阪市都島区にある鍼灸院 「足の痛み」なら杏総合治療所
谷町線都島駅から徒歩30秒。
JR環状線桜ノ宮駅より徒歩8分。
東洋医学を正しく研究・理解・実践・普及し、世界を治す。

◆Webサイト:http://an-sogo.com/
◆電話でのお問い合わせ:06-6925-2323
◆メールでのお問い合わせ:info@an-sogo.com
◆診療時間:平日9:00~12:30・16:00~19:30
※火・木・土曜日は9:00~12:30
◆定休日:日曜
◆住所:〒534-0021 大阪市都島区都島本通2-11-8アベニール1F
◆駐車場:近隣のコインパーキングをご利用ください。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

LINEで送る
Pocket

関連記事

  • お電話でのお問い合わせ
  • メールでのお問い合わせ
    ※お問い合わせの前に、必ず下記の「治療をお断りする場合」をご覧ください。
  • 治療をお断りする場合
  • 杏の日記
  • 臨床研究
  • よくある質問"
  • 患者様の声"
  • 研修生の声
  • 研修制度について
  • 求人情報

メディア掲載情報

  • クロワッサン
  • パクロス
ページ上部へ戻る
杏総合治療所
◆住所
 〒534-0021
 大阪市都島区都島本通2-11-8
 アベニール1F
◆TEL&FAX
 06-6925-2323