むくみ・浮腫・腫れ, 女性の治療, 妊娠前後の知っておくべきこと

産後の浮腫(むくみ)の原因と分類と対策【東洋医学タイプ分類】

LINEで送る
Pocket

1.産後浮腫とは?

産後に発生するむくみのことで、妊娠中のむくみが産後にもなくならないものの含まれます。
産後のむくみは一般的なむくみとは原因が異なるため、専門の項を設けました。

 

2.分類

東洋医学的には産後浮腫を以下の5つのタイプに分類して、治療や養生指導を行っていきます。
自分がどのタイプなのかを知ることは治癒への第一歩です。
それぞれの特徴的な症状をチェックして、一番チェック数が多かったタイプの解説・対策法を参考にしてみてください。

 

2-1.気血両虚タイプ










 

2-2.脾虚タイプ









 

2-3.腎虚タイプ






 

2-4.気滞瘀血タイプ





 

2-5.湿熱下注タイプ









 

3.解説とワンポイントアドバイス

3-1.気血両虚タイプ

【解説】

分娩時の出血過多によって、体力を消耗し、カラダの中の水分を呻く運べなくなるために起こるむくみです。
全身性にむくみが起こることが特徴的です。

 

【ワンポイントアドバイス】

体力の回復が第一です。
栄養のあるものをよく噛んで食べるようにしてください。
そして、遅くとも23時までには寝るようにしましょう。
体力が回復してきたら、軽い運動から始め、少しずつカラダに負荷をかけていくようにしましょう。

 

3-2.脾虚タイプ

【解説】

もともと消化器系が弱い方や生もの、冷たいものの食べ過ぎで消化器系が弱ってしまった方に起こるむくみです。
消化器系が弱ると、カラダの中の水分をうまく運行できなくなります。

 

【ワンポイントアドバイス】

消化器系に負担をかけないことが重要です。
よく噛んで食べる、ながら食べはしない、夜遅くに食べないのはもちろんのこと、
冷たいものや生ものの食べ過ぎにも注意しましょう。
冷酒や緑茶の飲み過ぎも禁物です。

 

3-3.腎虚タイプ

【解説】

もともと体力がなく、疲れやすい体質の方が産後、さらに衰弱したために起こるむくみです。
体力がなくなるとカラダを温めることができず、その結果カラダの中に余分な水分が溜まるようになってしまいます。
また、妊娠中のむくみが継続して起こる場合もあります。
腰から下のむくみが顕著であることが特徴的です。

 

【ワンポイントアドバイス】

とにかく良い睡眠を摂れるようにしましょう。
遅くとも23時には寝るようにしてください。
目を使いすぎたり、日中の活動が足りないと、寝つきが悪くなります。
日中はよく動いて、寝る前は目や頭を使わないようにしてください。

 

3-4.気滞瘀血タイプ

【解説】

精神的な緊張や抑うつによって、カラダのめぐりが悪くなったために起こるむくみです。
まず、足にむくみが生じ、次第に太ももや腹部にもむくみ症状が見られるようになることや悪露が少ないことが特徴的です。

 

【ワンポイントアドバイス】

ココロをコントロールすることは難しいので、カラダからのアプローチを行っていきましょう。
まずはよくカラダを動かすことです。
散歩が最も手軽で、効果的です。
ただし、お腹が張るなどの痛みがある場合には運動すると、痛みが強くなる場合があるので、控えてください。

 

3-5.湿熱下注タイプ

【解説】

もともとカラダの中に余分な水分と余分な熱が多い方が、食べ物や生活習慣によって、さらにそれらが多くなったために生じるむくみです。
カラダが重い、尿が濃い、頻尿などの症状を伴うことが特徴的です。

 

【ワンポイントアドバイス】

脂っこいものや躾濃いもの、甘いものは控えるようにしてください。
これらはカラダの中の余分な水分と熱を増やしてしまいます。
また、睡眠不足すると、カラダに熱を持ちやすくなるため、遅くとも23時には寝るように心がけてください。

 

4.まとめ

皆さんはどのタイプだったでしょうか?
今回のチェックでは大まかに自分がどのタイプなのかお分かりいただけたのではないかと思います。
しかし、細かな正確な体質分類は専門家でなければできませんので、お近くの良い鍼灸院をお選びください。

また、各タイプ別のワンポイントアドバイスはタイプが正確に決定できてこそ効果があります。
このワンポイントアドバイスによって症状が悪化したなどの場合、当サイトでは一切責任を負いかねますので、ご了承ください。

 

 

参考文献:中医研究院 趙金鐸(1987)『症状による中医診断と治療 下巻』神戸中医学研究会編訳,燎原書店.

 

 

関連記事:

産後のめまい対策の基本の基本【東洋医学タイプ分類】

産後の腰痛 いつまでもガマンしないで【3つの確認】

悪露が止まらない!【悪露の異常な持続についての東洋医学タイプ分類】

産後の骨盤矯正の前に「やるべきこと」

 

にほんブログ村

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
大阪府大阪市都島区にある鍼灸院 「産後のむくみ」なら杏総合治療所
谷町線都島駅から徒歩30秒。
JR環状線桜ノ宮駅より徒歩8分。
東洋医学を正しく研究・理解・実践・普及し、世界を治す。

◆Webサイト:http://an-sogo.com/
◆電話でのお問い合わせ:06-6925-2323
◆メールでのお問い合わせ:info@an-sogo.com
◆診療時間:平日9:00~12:30・16:00~19:30
※火・木・土曜日は9:00~12:30
◆定休日:日曜
◆住所:〒534-0021 大阪市都島区都島本通2-11-8アベニール1F
◆駐車場:近隣のコインパーキングをご利用ください。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

LINEで送る
Pocket

関連記事

  • メールでのお問い合わせ
    ※お問い合わせの前に、必ず下記の「治療をお断りする場合」をご覧ください。
  • 治療をお断りする場合
  • 杏の日記
  • 臨床研究
  • よくある質問"
  • 患者様の声"
  • 研修生の声
  • 研修制度について
  • 求人情報

メディア掲載情報

  • クロワッサン
  • パクロス
ページ上部へ戻る
杏総合治療所
◆住所
 〒534-0021
 大阪市都島区都島本通2-11-8
 アベニール1F
◆お問い合わせ
お問い合わせ