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腹痛と下痢の治し方と対策【東洋医学の7タイプ別アドバイス】

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1.下痢とは?

下痢は「泄瀉」ともいい、泥状の便、または水っぽい便を指します。(排便のときにしぶり腹を伴わないものを指します)

 

2.分類

東洋医学では下痢は7つのタイプに分かれます。タイプによって治療方法や養生が変わります。
便や自分の状態でわかりますのでチェックしてみてください。

 

2-1.湿熱タイプ

 

2-2.寒湿タイプ

 

2-3.食積タイプ

 

2-4.肝脾不和タイプ

 

2-5.熱結傍流タイプ

 

2-6.脾虚タイプ

 

2-7.腎虚タイプ

 

3.解説とワンポイントアドバイス

3-1.湿熱タイプ

《解説》
体内に熱を持ったある余分な水分(湿邪)が原因です。
この熱を持った余分な水分が胃腸を悪くし、飲食物を消化・吸収・排泄を上手く区別できなくなったため起こります。
便の色は黄色のようで、肛門に灼熱感を感じ、排便後もすっきりしないのが特徴です。

《ワンポイントアドバイス》
甘いものや脂っこいものの食べ過ぎや飲酒で悪化します。
ハトムギやきゅうりなどウリ科のものをよく摂るようにしましょう。

 

3-2.寒湿タイプ

《解説》
体内に冷えのある余分な水分が原因です。
この冷えを持った余分な水分が胃腸を悪くし、機能低下したためにおこります。
特徴はお腹がキュルキュルなり、水っぽい下痢ですが、悪臭はありません。
腹痛もありますが、温めるとましになります。

《ワンポイントアドバイス》
お刺身はカラダを冷やし余分な水分を溜めるとされているので控えてください。
ゆっくりお風呂に入るなどカラダを温めることをおすすめします。

 

3-3.食積タイプ

《解説》
脂っこいもの・生もの・冷えたものなどを食べすぎ消化機能が弱ることにより発生します。
排便後に痛みは軽くなるものの、しばらくすると繰り返します。
便の匂いは卵が腐ったような匂いがします。

《ワンポイントアドバイス》
食べ過ぎ・飲み過ぎが直接の原因となりますので、思い当たる場合は食事を控えましょう。
さらに元々の胃腸が弱いことも大きく影響します。
よく噛んで食べる、ながら食べをしない、寝る3時間前には食事を終えるようにするなどして、胃腸に負担をかけないように心がけましょう!
なお、東洋医学では、手足をよく使うことによって胃腸が強くなるとされています。
手をよく振って歩くことから始めてみてください。

 

3-4.肝脾不和タイプ

《解説》
イライラや、怒り、緊張が胃腸の機能を低下させるためにおこる下痢です。
お腹がキュルキュルして、水っぽい便が出ますが、その後もお腹のキュルキュルは収まらず、脇腹の痛みも伴います。

《ワンポイントアドバイス》
イライラは考え方を変える必要がありますが、それが難しい場合はカラダをよく動かし、スッキリ発散させましょう。

 

3-5.熱結傍流タイプ

《解説》
便秘して、その後悪臭の水っぽい便がでるのが特徴です。
胃腸に熱を持つことで発症する下痢です。
原因は2つありますが、どちらも感染症によるものです。

《ワンポイントアドバイス》
腸にある熱を排出することで楽になります。
下痢止めなどで止めると、かえって症状が悪化する場合があります。

 

3-6.脾虚タイプ

《解説》
消化器系が弱いために起こる下痢です。
水っぽい便や、鳥の糞のような便がみられ、腹痛もありますが、お腹を温めると軽減するのが特徴です。

《ワンポイントアドバイス》
生モノや冷たいものなど、胃腸に負担になるものは避けましょう。
ゆっくり噛んで食べるようにしましょう。
またよく歩くことで、胃腸を強くします。

 

3-7.腎虚タイプ

《解説》
過労や睡眠不足が悪化の要因です。
このタイプの特徴は早朝の腹痛と下痢や、腰や膝がだるく無力、また夜間に尿の回数が多いことです。

《ワンポイントアドバイス》
よく寝て、カラダをよく動かして、カラダの中から温めることが重要です。
根菜・粘るもの・黒いものをよく食べてください。

 

4.まとめ

皆さんはどのタイプだったでしょうか?
細かい、正確な判断は専門家でなければできませんが、だいたいの対処法はお分かりいただけたのではないかと思います。
この対処法で良くならない方や、さらに詳しいアドバイスが欲しい方は杏総合治療所にご相談ください。
何かお力になれることがあると思います。

 

※注意※

今回の分類は基本的に基礎疾患が明らかである、慢性の腹痛と下痢を対象にしています。

急性の腹痛と下痢は、感染症急性腹症である場合もあります。

発熱を伴う場合は特に注意が必要です。必ず病院を受診して下さい。

 

 

参考文献:中医研究院 趙金鐸(1987)『症状による中医診断と治療 下巻』神戸中医学研究会編訳,燎原書店.

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