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潰瘍性大腸炎は治るのか?【体験談と解説】

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 体験談 下痢と腹痛が止まらない その後

薬をやめて もうすぐ一年になります。

症状が良くなり、薬を飲んでいるほうが悪くなっている感じがしたので、薬を飲むのを一週間やめました。

やめてから体調が良くなってきたので、やっぱり薬は必要ないと思い、飲むのをやめました。

薬をやめてから体調が悪化したことは一度もありません。

一番辛かった時は、一日十回以上トイレに駆け込んだり、外に出るのも嫌になってました。

でも、今は病気になる前に戻ってます。

日常生活にはまったく困りません。

僕が心がけていることは、睡眠です。

今までの生活は、深夜2時に寝るのが普通でした。

所長から養生指導していただき、今は遅くても十一時半には寝るようにしています。

なれるまで時間かかったけど、自分の体の為だと思って早く寝るようにしました。

早く寝るという単純なことで体調がどんどん良くなってきました。

なんで出来なかったんだろうと反省しています。

自分の体を良くするのも悪くするのも全部自分に返ってきます。

僕は病気になって、自分の体のことを真剣に考えることができました。

2017年7月 松原和也 25歳

 

 所長コメント

事の顛末はこちらをご覧ください。(【潰瘍性大腸炎】下痢が止まらない→鍼灸で寛解!

約二年程かかりましたかね。

本文中にもありますが、一日十五回もあった腹痛と下痢が鍼治療を始めて三回目、一週間後には数回になり、

1か月でほぼ症状は無くなっていました。

薬を飲んでも下痢が止まらない、腹痛が悪化し続け、入院する事も珍しくない病気だけに上出来です。

一年経たぬ間に検査数値もほぼ正常値になりました。

しかし、薬はアサコールと言う薬を最小単位飲んでいました。

その後もずっと体調は良く、薬を止めるタイミングを計っていました。

 

薬を止めるタイミングは本当に難しいものです。

潰瘍性大腸炎は、寛解と再燃を繰り返します。

治ったように見えて薬を止めた途端に再燃します。

ですから、症状が治まっても薬を飲み続ける事が多いようです。

 

薬を止めたいと言う本人の希望もありますが、私の一存で止めさせる訳にもいきません。

医師法違反と言うだけでなく、ずっと診てくれている先生に義理を欠きますからね。

ですから、担当医の先生と相談しなさい、と指示していました。

それがある日、ふと思い出して、「お前、薬どうなった?」と聞いたところ、

「あ。もう三ヵ月前から飲んでません。」との返答。

ビックリして、問いただすと、

「いや、わざとじゃないんです。うっかりや寝ちゃったり、旅行で忘れたりで飲まない日が続いて、いつの間にか…。」

止め時、あんなに悩んだのに(笑)。まあ、いいか。

 

安倍首相より早く治ったね。

現代医学的には、彼の現在の状態は「寛解期」と言う事になるでしょう。

しかし、「寛解と再燃を繰り返す」と言ってもそのスパンは様々です。

現代医学的には原因が分かっていないのでそれも至極当然でしょう。

きちんと東洋医学的に原因を見極めれば、そのスパンを数年から十数年以上に長く出来ると考えています。

学術的な定義は置いておいて、患者さんの立場から見れば、それは『治癒』と言って差し支え無いのではないでしょうか。

もちろん、彼も明日にでも再燃するかも知れません。

しかし、私は、彼の意思を尊重したいと思います。

今まで同様、そのためのバックアップは惜しみません。

 

潰瘍性大腸炎は、東洋医学的にはいくつかに分類でき、その為、治療はもちろん、注意事項も違います。

彼の場合は、睡眠が最も大切なのでそれを改善させました。

食事もいくつかの注意を与えました。

 

学校も無事卒業できたし、本当に良かった。

彼は、この病気に罹る事で大きく成長したと思います。

 

 

 

もし、あなたが同じような症状でお困りなら何か力になれるかも知れません。
大きな期待をかけられても困りますが、気楽に一度ご相談ください。
私を救ってくれた東洋医学の知恵を一人でも多くの人に役立てたいといつも心より願っております。

 

おススメ記事

★【潰瘍性大腸炎】下痢が止まらない→鍼灸で寛解!

★腹痛と下痢の治し方と対策【東洋医学の7タイプ別アドバイス】(軽い人はこれだけで寛解するかも)

★潰瘍性大腸炎の治療法・症状・原因(易しい一般的な解説。病院で説明を受けてる人は不要)

★クローン病の治療・症状・原因(鑑別疾患)

 

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