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「水いぼでプールNG」は昔の話!正しい知識で子供の楽しみを守ろう!

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水いぼで、楽しみにしているプールを拒否された

子どもの夏の楽しみのひとつといえば、プール!!

しかし、幼稚園や保育園の「水いぼが出ている子どもはプールには入れません」という通知にがっかりしたり、焦ったりしたことのある親御さんは多いと思います。

当治療所でもこの時期になると、このような水いぼの相談は多くなります。

 

痛い思いをさせて治療する必要性は?

そもそも水いぼとはどのようなもの?

水いぼは、正式名称では「伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)」と言います。

その名の通り、伝染性軟属腫ウイルスが原因とされており、7歳以下の子どもに起こりやすい皮膚の感染症です。

特に抵抗力の低い乳幼児に多く、水いぼ自体にかゆみや痛みはありません。

そして、6か月~3年で自然治癒すると言われています。

 

水いぼの治療法とは?

前述のとおり、水いぼは放っておいても痛みやかゆみはなく、自然に治っていくものです。

しかし、「水いぼがあると、プールに入れてもらえない」という幼稚園や保育園も多くあります。

そのため、プールの季節になると、小児科や皮膚科へ駆け込む方も多くいました。

水いぼで病院に行った場合、治療法は以下の通りです。

①ピンセットで摘み取る

②液体窒素による凍結

③レーザーや電気による焼灼

④外用薬の塗布

⑤ヨクイニン(漢方薬)の内服

 

水いぼをとるデメリットは?

特に初期で、数の少ないうちは①のピンセットで摘み取る方法をとる病院が多いようです。

しかし、これには痛みが伴うため、子どもが嫌がります。

そのため、最近は痛みを軽減するために局所麻酔入りのクリームやテープを事前に貼るという処置が行われることが多くなったようです。

しかし、それでも多少の痛みがあったり、恐怖心から抵抗すること子どもも少なくありません。

さらに、師はこう言います。

「ぶっちゃけ言うと生理・病理学的に摘んだって治らん。別んとこ出て来るだけだな。」

「ま、医師も判ってやってると思うけどな。鍼灸師の俺が判るくらいだからな(笑)。」

 

当治療所でも、以前は機嫌よく治療を受けていた子どもが、白衣を見るだけで泣き出してしまうという事態が多々あります。

それは、水いぼをとる処置をした子どもです。よっぽど怖かったのでしょう。

(治療を開始すると、思い出すのか、すぐに泣き止んでくれますが…(笑)。)

 

よって、水いぼ治療のデメリットは、

①子どもに苦痛を与えてしまうことが少なくない(しかも治らない)

②病院への恐怖心ができてしまう

ということが挙げられます。

 

 

水いぼをとるメリットは?

水いぼ治療のメリットは、

①水いぼがあるとプールに入れないという保育園や幼稚園の場合にはプールに入れるようになる。

②外見が改善されるため、理解のない保護者の方の目が気にならなくなる。

以上2つの事が考えられます。

 

しかし、水いぼがあってもプールに入れるのであれば、わざわざ子供に辛い思いをさせる必要はないのではないでしょうか?

水いぼがあってもプールに入れる!!【日本臨床皮膚科医会・日本小児皮膚科学会より】

平成25年5月に日本臨床皮膚科医会・日本小児皮膚科学会から以下のようなお達しがありました。

伝染性軟属腫(みずいぼ)

プールの水ではうつりませんので、プールに入っても構いません。ただし、タオル、浮輪、ビート板などを介してうつることがありますから、これらを共有することはできるだけ避けてください。プールの後はシャワーで肌をきれいに洗いましょう

少し前までは、医師の中でも意見が分かれていたため、一般の方々の中でも混乱があったようです。

しかし、今回統一見解として出されました。

 

実は師匠のお子さんも水いぼが出ていたそうです。

そして、通っていた幼稚園では水いぼが出ている子はプールに入ることができないとされていました。

しかし、師匠はその当時(2003年ごろ)すでに、

「メカニズムから考えて、プールで水いぼがうつるとは考えられない。だからこそ厚生労働省もそのような見解は出さないのだ。」

と確信していたということです。

そして、プールを拒否されたら幼稚園に意見しに行こうと、いろいろ資料も準備して待っていたそうですが、直前に治ったのだとか…(笑)。

だから、その後も当院に治療に訪れる水いぼのお子さんのママ達には、幼稚園に理論武装して意見するよう指導していました。

師匠は、

「日本人は感染症の根本的な理解が乏しい。感染症を過剰に恐れる。インフルエンザしかり。『ケガレ』思想の悪影響だろう。だからハンセン氏病差別がいまだになくならない。」

と、よく怒っています(笑)。

 

まとめ

師が十数年前から言い続けて来たことが、現在、やっと正しい知識として広がってきました。

水いぼはプールの水でうつることはありません。

一定の配慮をすれば、お子さんの楽しい時間は守られます。

たとえ、水いぼが出たとしても、自然に治っていくものです。その時にはしっかりとした免疫も獲得していることでしょう。

 

それでも心配なお母さんへ

東洋医学的見解

いままでご説明してきた通り、水いぼは放置しても問題ないものです。

東洋医学でも基本的には同じ考え方です。

しかし、東洋医学の視点から水いぼという病気を見ると、原因は「冷え」と捉えることができるため、治療もそれに準じて行っていきます。

そして、小児鍼と養生指導(生活習慣改善法)によって早く治るようです。

これまでの説明で、ご不明な点があるかたや子どもに痛い治療はさせたくないけど、何かしてあげたいというお母さん・お父さんは杏総合治療所にご相談ください。

小児鍼はきっと強い味方になってくれることでしょう。

 

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